脚本・監督・・・北村龍平 Directed and Screenplay by |
大胆な発想と、不可能を可能にするその圧倒的な行動力。助監督出身でも、制作会社出身でも、テレビ出身でもなく、今までにないまったく新しいスタイルで独自に道を切り開いてきたこの若き監督が、日本発エンタテイメント映画の新次元を切り開こうとしている。
1969年生まれ。幼い頃から父親に連れられてあらゆるジャンルの映画を観に劇場へ足を運び、やがてアクション、ホラー、SFなどのエンタテイメント作品へと惹かれていく。『マッドマックス2』に強い影響を受け、17歳でオーストラリアへ渡り、スクール・オブ・ビジュアル・アーツ映画科に入学。撮影期間2日、制作費200ドルで撮影した卒業制作のリビングデッドアクション短編『EXIT』が年間最優秀監督賞、KODAKアワードを受賞。初監督作品にしてオーストラリアの学生映画界で一躍、その名を知られることになった。帰国後も、バンド、通訳、政治家秘書など様々な活動を経て、95年に映像集団ナパームフィルムズを結成する。6人のクルー、撮影期間10日、制作費わずか30万円という超低予算で撮った『ダウン・トゥ・ヘル』が高い評価を受け、第一回インディーズムービー・フェスティバルでグランプリを受賞。その後、俳優の渡部篤郎のもとに直接、出演依頼を申し込み、その情熱にほだされた渡部が自らプロデュースを買って出たフィルム・ノワール『ヒート・アフター・ダーク』で劇場デビューを果たす。この作品も撮影期間はわずか10日間のインディペンデント作品だった。そして99年、一大クルーを引き連れて初の長編大作であるこの『VERSUS』の撮影を開始した。完全なインディペンデント体制でありながら一年もの歳月をかけて完成した本作が、世界の映画祭での熱狂的反響を受けて大爆発。突如として北村龍平の名は世界に轟いた。次回作は高橋ツトム原作コミックの映画化であるSF大作『ALIVE』(出演:榊英雄、杉本哲太、りょう、小雪、坂口拓)。そして、その後にはハリウッド進出第一弾となるポール・アディレクス原作、『サルバドル』『プラトーン』などの名プロデューサーであるジェラルド・グリーンがプロデュースするバイオレンス・ドラマ『ザ・パイレーツ・オブ・タルタオ」が控えており、それ以外にも国内・ハリウッドで数々の企画が目白押し。映画だけでなく、ドラマ、CM、ミュージックビデオの演出も手がけている。 |
| 撮影・・・古谷 巧
Cinematography |
北村龍平の独特な映像感覚を強力にバックアップするカメラマン。主にCMで活躍しているが『ヒート・アフター・ダーク』の撮影で北村監督と出会う。本作ではその斬新なカメラワークと抜群のフレーミングで驚異の映像世界を創りあげ、その手腕は海外でも大絶賛された。最新作『ALIVE』に続き、ハリウッド進出作品『ザ・パイレーツ・オブ・タルタオ』でも北村監督とタッグを組み、さらに進化した映像を産み出している。 |
| 編集・・・掛須秀一
Edited by |
1957年千葉県生まれ。コンピューターを使用したノンリニア編集の第一人者として知られ、劇映画、アニメ、ドキュメンタリー、自主映画とあらゆる分野の映像作品の編集を手掛ける。青山真治監督の『Helpless』(96)、河瀬直美監督の『萌の朱雀』(97)、石井聰亙監督の『五条霊戦記』(99)など、近年の優れた日本映画の大半に名を連ねている。また『Love Letter』(95)をはじめとする岩井俊二監督作品や是枝裕和監督の『ワンダフル・ライフ』(98)などではポスト・プロデュースを務めた。 |
| アクション監督・・・下村勇二
Action Director |
倉田アクションクラブ出身。香港のアクションスター、ドニー・イェン門下生として多数の香港映画のスタント、アクションを担当。自らのアクションチーム「UーDEN」を率いての監督作品も多い。本作ではワイヤーワークと武術を融合させた最高レベルのウルトラ・アクションを生み出して、北村監督の要請に応えている。 |
| 音楽・・・森野宣彦
Music by |
北村監督とは中学時代からの盟友であり、バンド仲間だった。『ダウン・トゥ・ヘル』で映画音楽に初挑戦、緊迫感とグルーヴ感を兼ね備えた見事な音楽を創りあげた。ロイド・カウフマン監督の最新作『テラー・ファーマー』の音楽も担当し、アメリカ映画にも進出。本作では津軽三味線の吉田健一との見事なコラボレーションを聴かせている。最新作は北村監督の『ALIVE』。 |
| 共同脚本・第二班監督・・・山口雄大
Screenplay and 2nd Unit Director |
1971年生まれ。北村監督の絶大な信頼を受け、本作以降、進行中のすべての作品でタッグを組む重要なパートナー。日本映画学校卒業後、インディペンデントで様々なタイプの映画を撮り続ける。数々の自主映画祭で受賞経験があり、その作品を観た北村監督が本作の共同脚本・第二班監督に大抜擢。ジャンルに捕らわれない発想力で、見事に期待に応えた。現在、北村龍平プロデュースによる監督デビュー作を準備中。 |
| 音響効果・・・柴崎憲治
Sound Effects |
1955年埼玉県生まれ。'78年に東京音響に入社。その後サウンドBOXの取締役を経て'97年にアルカブースを設立、様々なジャンルの作品で音響効果を担当する。主な作品に大島渚監督の『御法度』(99)、深作欣二監督の『バトル・ロワイヤル』(00)、北野武監督の『BROTHER』(01)など、そうそうたるタイトルが並ぶ。最近は『ビジターQ』(01)をはじめ三池崇史監督とコンビを組むことが多い。 |
津軽三味線・・・吉田健一 Tsugaru-shamisen |
津軽三味線という伝統的な楽器を激しいインプロヴィゼーションを交えて弾きこなし、若者にも絶大な人気を誇る吉田兄弟。その弟である吉田健一が今回サウンドトラックに参加、迫力ある演奏を披露している。1979年12月16日、北海道登別市生まれ。5歳で三味線をはじめ、'99年に発表したデビュー・アルバム『いぶき』がこのジャンルとしては異例の8万枚を超える大ヒットを記録、一躍注目を浴びる。今年5月には赤坂BLITZで公演を果たすなど、まさに破竹の勢いでスター街道を驀進している。 |
| エグゼクティブ・プロデューサー:西村 秀雄 アソシエイト・プロデューサー:高橋 信之 特殊メイク:仲谷 進 ビジュアルデザイン:川名 雅裕 プロデューサー:進 啓士郎 企画・制作:napalm FiLMS 総合プロデュース:WEVCO Produce Company 配給:KSS 2000年/1時間59分/35mm/カラー/ドルビーSR/ビスタ/TEAM VERSUS |
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